椎間板ヘルニアの治療について、原因の説明から治療における「カイロプラクティック治療の実際」に、ついてのお話です。 |
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■ 体を屋台骨から調整し、根本的な原因を取り除いて行く。 この事は、椎間板ヘルニアの治療において、完治への近道、再発抑止につながるものだと、「よくわかる!椎間板ヘルニアの勘どころ」は、長年の運営経験における腰痛患者様からの生の声(体験談)からも、非常に重要なものと考えます。 今回は、AKEDA CHIROPRACTIC(アケダカイロプラクティック) 明田清吾先生に、椎間板ヘルニアの原因から、カイロプラクティックにおける椎間板ヘルニアの治療の実際等について、お話をして頂きました。
椎間板ヘルニアになる原因 何故、椎間板はこれ程までに、腰痛をはじめとする症状の要因として議論の的となっているのでしょうか? これは、椎間板が持つ、形を変える事が出来ると言う性質によるものではないかと思います。 どういうことかと申しますと、例えば、身体を右に曲げたり、左に曲げたりした時に、脊柱のどこの構造が変化しているのかと言うと、背骨の骨の形が変わって身体を曲げるのではなく、骨と骨の間にある椎間板が形を変える事により、身体を曲げています。
この性質により、椎間板に過剰な負荷が掛かった時には、上下に潰れ、左右のバランスが崩れた時には、左右どちらかが潰されてしまいます。 慢性的にこのような負荷を掛けていますと、この形状が優先され、全体のバランスが崩れ、様々な症状を引き起こすこととなるのです。 椎間板が飛び出すことに関しましては、原因となる一連の状況は、今だ明確にはなっておりません 。 つまり、ヘルニアが力学的な荷重の一度きりの出来事による外傷性のものなのか、長期間のストレスによって起こる椎間板変性に伴うプロセスによるものなのか分かっていないのです。 また、ヘルニアによって起こる症状のプロセスにも最近議論されています。椎間板が飛び出して直接神経に触れることにより、痛み、シビレなどの症状を起こすのか?圧力の影響によるものなのか?髄核が潰れた刺激なのか?残念ながら、正確には、まだまだわかっていません。 現在、椎間板が正常な脊柱機能の仲介役を果たす一部位であること、正常な椎間板の機能が失われても、必ずしも症状を示すとは限らないことが明かになっています。 椎間板は、はっきりと分かれた3つの組織によって構成されています。 ・中央部のボール状の髄核 中央部の髄核は、弾力性に優れ、運動時や荷重が掛かった時に、重要な役割を果たします。この髄核は、ムコ多糖類と膠原繊維からなるのですが、加齢と共に組織変成を起こし、その水分量が減少し、弾力性を失っていきます。 また、椎間板の栄養血管は、30歳までに消失し、栄養供給と代謝老廃物はリンパ液と細胞外液の循環のみに頼ることになります。 その結果、寝た状態から立位になった時に、椎間板にかかる圧力の増加は、10代で30%増であるのに対し、中年では50%増となります。 少年期には、ヘルニアが少ないことを考えると、このような圧力の上昇もヘルニアを誘発 していると考えられると思います。 椎間板変性は、進行性で全ての人に起こります。加齢に伴い、わずかに変性して行く人もいれば、そうでない人もいます。 椎間板変性の要因としまして、外傷、病的プロセス以外では、
特に、悪姿勢は椎間板変性の非常に大きな要因であります。 脊柱の生理的カーブ、つまり横から見た時のS字カーブの形状を崩してしまうと、背骨の形を変えるのではなく、その間にある椎間板の形を変える事になりますので、通常とは異なる負荷が掛かり、結果、変性してしまいます。 これに、上記の要因が重なることで、さらに変性の度合いを高めてしまうのです。 椎間板ヘルニアとは、文字通り、椎間板が飛び出ると言う意味です。これは、脊柱のバランスが崩れて、問題となっている椎間板に局所的に強い負荷が掛かってしまう事によります。 つまり、「椎間板ヘルニアは局所的な症状ではなく全身の問題だ」と、言う結論が出ます。
痛みの原因は、椎間板ヘルニアが原因とは限らない 治療家の意見としましては、椎間板ヘルニアの正確な鑑別は簡単なものではありません。 何故かと言いますと、まず椎間板と椎間関節との関係が挙げられます。 椎間板の高さが減少すると、椎間関節にかかる負荷を増大させます。 一方、椎間関節の変性も椎間板に影響を与えます。 つまり、これは、臨床において主病変が椎間板の問題であっても、椎間関節の異常が患者さんの症状の一部になっていることが多いことを示すのです。 逆に、椎間関節が異常な場合でも、それに伴って変性した椎間板も疼痛の原因になります。 また、患者さんが複数の力学的変性を抱えている場合には、状況はさらに複雑になります。 例えば、梨状筋症候群の場合、坐骨神経に沿った痛みや知覚障害などが現れますが、これらは椎間板ヘルニアと間違われたりします。 画像診断で症状に一致するレベルの椎間板変性がある時では、特に誤診が多いようです。 結果、不必要な治療を施され、まったく状態が回復しないと言ったことが起こり得ます。 実際に他の医療機関で椎間板ヘルニアと診断された患者さんを検査したところ、他の原因によるものであった例は、皆さんが思っているよりはるかに多いのです。 カイロプラクティックでの椎間板ヘルニアの治療我々治療家にとっては、椎間板ヘルニアは、日常的によく見られる症例の1つであります。 一般的なカイロプラクティック治療は、問題となっているレベルの椎間板の圧を軽減させるように操作する方法をとります。 整形外科等で行われている全身的な牽引ではなく、局所的に圧を下げるよう操作するのです。 さらに、「関節を、正常な位置」に戻し、「運動性を取り戻して行く」ように、操作するのです。 それと共に、脊柱のカーブを整える為に、他の部位にもアプローチして行きます。 また、正しい姿勢を取れるよう、生活環境についてのアドバイスなども重要な要素となります。 椎間板ヘルニアの治療における「カイロプラクティック」の有効性最近の報告で、年を取って磨り減った軟骨が、手術によって再生、と、言うものがありました。 横浜市立大学の腰野富久名誉教授らは、膝軟骨の摩耗などにより強い痛みを引き起こす変形性膝関節症の治療効果の高い手術法を開発した。 器具を使って関節の変形を矯正すると1―2年で軟骨細胞が自然に再生するという。 1―2年後に器具を除去する際、軟骨の状態を観察したところ、手術した146件の内50例近くで軟骨が完全に再生。 部分的に修復した例を含め全体の9割以上で軟骨再生を確認した。腰野名誉教授は「高齢者でも諦めずに手術を受けてほしい」と話す。 この報告で、何に注目すべきかと申しますと、「擦り減った軟骨は元には戻らないと言うのが常識だったのが、今回の成果で軟骨には、もともと再生能力があるとわかった」ことなのです。 今回の手術技法は、金属製の器具を埋め込んで関節を適切な角度に保つものなのですが、この再生不可能と考えられていた軟骨が、どのような方法でも関節を適切な角度に保てば再生するということが鍵となります。 これは、同じ働きをする椎間板でも言える事です。 私たちカイロプラクティック治療で行っていることは、この手術方法と同様の考えであり、”関節を適切な角度に戻す” 施術をしているからなのです。 ですから、椎間板ヘルニアになっても治療は十分に可能である、と、言う考えを、さらに支えてくれる嬉しい報告なのです。
〜最後に〜 椎間板ヘルニアに対するカイロプラクティック治療の有効性に関しましては、カイロプラクティックうんぬんよりも、まず、治療家の技量が非常に大きく作用することをご理解下さい。 技術、知識、臨床経験が伴ってこそ、複雑なメカニズムにより引き起こされる椎間板ヘルニアの治療が可能になります。 未熟な治療家の元では、かえって悪化するケースも珍しくありません。 カイロプラクティックの看板を掲げているからと言って、カイロプラクティックとは似て非なるものである場合もありますので、 ・きちんと説明を聞く。 ・積極的に質問をする。 ・納得されてから治療を受けるなど、 自己防衛も必要かと思います。
今回ご協力いただいた明田先生のカイロプラクティック治療院(アケダカイロプラクティック)をご紹介致します。
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